HTML コンバータ

Sheetize HTML Converter for .NET は、XLSX と HTML の間で文書を自在に切り替えるための堅牢なユーティリティを提供します。Web 表示、アーカイブ、レポート生成に最適で、アセットの取り扱いやレイアウト制御に関する豊富なオプションを備えており、さまざまなプロジェクト要件に合わせてカスタマイズできます。

主な機能

XLSX → HTML の変換

XLSX ワークブックを HTML に変換し、Web 表示や HTML 入力を受け付けるアプリケーションへの組み込みが可能です。

HTML → XLSX の変換

HTML マークアップを高精度な XLSX ファイルに変換します。印刷用レポート、Web コンテンツの保存、固定レイアウトの文書共有に最適です。


詳細手順

XLSX → HTML ワークフロー

XLSX ファイルを HTML に変換する手順は以下の通りです。

  1. コンバータの初期化 HtmlConverter のインスタンスを作成します。
  2. オプションの設定 HtmlSaveOptions を使用して、リソースを埋め込むか別ファイルとして保存するかを決定します。
  3. ファイルパスの定義:入力 XLSX のパスと出力 HTML の保存場所を指定します。
  4. 変換の実行:用意したオプションで Process を呼び出します。

例 – 埋め込みリソースでの XLSX → HTML 変換

var loadOptions = new Sheetize.LoadOptions { InputFile = "D:\\Input.xlsx", };
var saveOptions = new HtmlSaveOptions { SaveFormat = FileFormatType.Html, OutputFile = "D:\\Output.html" };
HtmlConverter.Process(loadOptions, saveOptions);

HTML → XLSX ワークフロー

HTML を XLSX に戻す手順は以下の通りです。

  1. コンバータの初期化HtmlConverter のインスタンスを作成します。
  2. XLSX 用パラメータの設定 SaveOptions を使ってレイアウト、メディアタイプ、その他の設定を指定します。
  3. ファイル位置の指定:入力 HTML ファイルと出力 XLSX ファイルのパスを設定します。
  4. 変換の実行:設定したオプションで Process を呼び出します。

例 – HTML → XLSX 変換

var loadOptions = new Sheetize.LoadOptions { InputFile = "D:\\Input.html", };
var saveOptions = new SaveOptions { OutputFile = "D:\\Output.xlsx" };
HtmlConverter.Process(loadOptions, saveOptions);

この柔軟なコンバータは、Web ページからの XLSX レポート生成や、XLSX アーカイブを HTML として公開するなど、さまざまなシナリオで活用できます。高度なカスタマイズについては、Sheetize の公式ドキュメントをご参照ください。

拡張されたフォーマットサポート

  • HTML および MHTML は、スプレッドシート形式、テキスト形式、EPUB、AZW3、JSON への相互変換が可能です。
  • この双方向機能により、Web、電子書籍、データ交換の各メディア間でシームレスに文書を変換できる範囲が広がります。
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